読み聞かせしても効果なし。本好きにならなかった。親の思うようにはいかない話

読み聞かせしても効果なし

 

こんにちは!るみともです。

 

高校生になった娘たちが本好きにならなかった話です。

 

結論から言うとわが家の場合、読み聞かせしても本好きになりませんでした。

 

 

子育てにおいて親の思うようにはいかないことだらけですが、子ども達が高校生になった今はっきり言えること。

 

 

読み聞かせは効果なし。

 

その理由は親にあり。

 

『あわよくば本好きになって国語や社会の科目の成績が良くしたい』

 

 

親にありがちです。

 

自分ができなかったこと子供にさせる。

 

 

今回は読み聞かせしても親のエゴで効果がなかった、わが家の場合を考察します。

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読み聞かせしても本好きにならなかった理由は親にあり

読み聞かせ効果なし 絵本もこもこもこ

 

親の思うようにはいかないのが子育て。

 

子供が小さいときは絵本の読み聞かせに力を入れていました。

 

 

というのも、わたしが子供のとき読書をあまりしなかったから。

 

高校生くらいになって勉強が難しくなり、その時つくづく読書しておけばよかったと思いました。

 

 

たとえば国語。

 

本好きになってたくさん本を読めば語彙力読解力がつき作文がスラスラ書けるようになり国語も得意になるかも。

 

 

たとえば社会。

 

本好きになったら歴史上の人物の伝記や小説を読み社会が得意になるかも。

 

 

うん、安易な考えでした。

 

今、子育て真っ最中の親に強く言いたい。

 

そんな浮ついた考えでは子供はついてきません。

 

・・うちだけか?

 

自分が国語や社会が苦手だったからといって子供に「あわよくば感」を押しつけてはいけないということです。

 

 

結果、高校生の2人の娘はどちらも本好きではありません。

 

そして国語も社会も得意ではありません。

 

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絵本の与え過ぎは効果なし!? 読み聞かせしても興味を示さない

うずらちゃんのかくれんぼ 絵本 読み聞かせ

 

わたしは長女を出産後5年ほど専業主婦をしていました。

 

そのとき1年間だけおすすめの本の紹介文を書いていたことがあります。

 

 

生協の書籍のカタログで絵本や小説、エッセイ集、料理本などの感想や紹介文を書いていました。

 

 

毎月1回カタログに載せる本の選定会議があり、その場でおすすめの本を感想と共に発表します。

 

15人ほどのメンバーでひとりひとり毎月読んだ本を発表してみんなに好評だった本はカタログに載るシステムです。

 

 

出版社から紹介してもらいたい本の提供があり無料で頂くことができます。

 

 

月に20冊くらいは読んでいたでしょうか。

 

その1年間で様々な分野の本に出会い、図書館や本屋さんに通いだしたのもこの頃です。

 

出版社からもらった絵本や、自分で買った絵本を子ども達に読み聞かせしている時が今思うと一番幸せな時間でした。

 

 

元々、私自身は本は読んでなかったです。

 

雑誌やマンガは読んでいたけれど・・・

 

この本の紹介の仕事?(月1万円の本代のみ生協からもらっていた)のおかげで私は読書が好きになりました。

 

 

子育ての合間に歴史小説、推理小説、料理本、児童書、絵本。

 

なつかしい誰もが知ってる絵本、初めて出会う絵本。

 

ワクワクしながら選んでいました。

 

今思うと子供より親の私の方が前のめりになって以下感じです。

 

 

子供置いてきぼりですね。

 

もっと子供と同じ気持ちで読み聞かせすればよかったです。

 

 

いっぱい与えても興味がわくとは限らないということです。

 

たくさん読み聞かせをしました。

 

年齢が上がり自分で読めるようになったら進んで読書するだろう。

 

 

だから今のうちに絵本の読み聞かせをしよう。

 

しかしながら年が上がっても自分から本を選んで読むことはほとんどありませんでした。

 

 

正確にいうと読んでいるのはマンガ。

 

あれっ!誰かに似てる。

 

わたしと一緒です。

親に似るんです・・そんなとこ・・

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本好きになるためのステップ。理想は絵本から児童書、歴史小説へ。

ぐりとぐら 絵本 読み聞かせ

 

「あわよくば感」満載で始まったわたしの読み聞かせ。

 

順調には進みませんでした。

 

かわりに本好きになったわたしが次々と読んでいきました。

 

高校生になった現在、子供部屋には小さい頃に読み聞かせした絵本がズラリ並んでいます。

 

 

最初に読み聞かせた絵本は「もこ もこ もこ」

「もこ もこ もこ」

 

谷川俊太郎の絵本。

 

1977年出版のロングセラー作品です。

 

まったく知りませんでした。

 

それくらい本にも作家さんにも昔は興味がなかったということですね。

 

 

最初開いたときの、「・・ん!?これは・・絵本なのか」

 

「もこっ」「にょき」やらの言葉しかない。

 

でもちゃんとストーリーになってる。

 

 

赤ちゃん時代は子ども達が一番気に入っていた絵本です。

 

 

私も絵本、読み聞かせと言えば「もこ もこ もこ」。

 

思い出の1冊は「うずらちゃんのかくれんぼ」

 

この絵本は愛子様がお気に入りの本ということで話題になりました。

 

 

わが家の長女は愛子様と同い年なので愛子様がお読みになっていらっしゃるのなら「うちの子にも読ませたい」と購入しました。

 

 

平積みされていたので私と同じような親も多かったのでは。

 

うずらちゃんとひよこちゃんが交互にかくれんぼをするので絵本の中でどこに隠れているか見つけながら読み進めていく絵本です。

 

 

 

親子で掛け合いながら読めるところがおすすめです。

 

定番の「ぐりとぐら」、「だるまちゃんとてんぐちゃん」シリーズは絵柄がのんびりしてていいです。

 

絵本はたくさん読み聞かせしたけど・・

 

絵本を卒業するとめっきり読み聞かせすることもなくなりました。

 

予定では小学校に上がる頃には自分で児童書を読んでいるはずでした。

わが家の子供達は児童書はほとんど読んでないがおすすめするのは「守り人シリーズ」

うちの子供達は児童書はほとんど読んでません。

 

代わりにわたしが読みました。

 

「ずっこけ三人組」「バッテリー」、重松清作品、上橋菜穂子作品。

 

 

中でも上橋菜穂子さんの作品は全部読みました。

 

大人も引きこまれる「精霊の守り人」

 

娘達も読んではいたけれど、グイグイ読んでいたわけではなかったな。

 

 

児童書のバイブルといっても過言ではないです。

 

バルサの中性的でかつ強さあり一匹狼的なところが絵が無くてもイメージできます。

 

 

読み込んでいたら想像豊かになっていたのかもしれないな。

 

そして児童書を卒業したら歴史小説へ。おすすめは司馬遼太郎

中学生になったら読んでほしかった本。

 

今でも読めばいいのだけれど本人たちは興味ナシ。

 

おすすめは司馬遼太郎作品。

 

 

わたしは大人になってからほとんど制覇しました。

 

主に図書館から借りて読みました。

 

わたし、集中すると読み終わるまで止められない性格です。

 

 

寝不足になりながら子育て中読みましたね。

 

 

好きな作品は「竜馬がゆく」「国盗り物語」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」。

 

歴史小説なので社会の歴史に強くなる。

 

甘い考えで子供たちにも読ませたいと願いましたが、読んでいるところは一度も見たことありません。

 

 

全巻制覇したらさぞかし歴史好きになっていたことでしょう。

 

わたしも子供の時に読んでおけばよかったと悔やまれます。

 

大人になって読んでみると、登場人物が教科書に出てくる人なので、坂本竜馬や織田信長などの主役級はもちろん、周りを取り巻く歴史上の人物像の描写が頭によく入ってきます。

 

 

 

戦国時代から幕末、中国の三国志まで網羅できます。

 

これを子供達に幾度となく勧めましたが却下されました。

 

後になって読んでおけばよかった~って絶対思うんだけどなぁ。

まとめ

児童書 読まなかった

 

読み聞かせしても効果なし。

 

これはわが家の場合です。

 

他の人には当てはまらないかもしれません。

 

わたしは絵本を与え過ぎて親のエゴで失敗してしました。

 

 

国語や社会の教科を強くさせたいなら国語と社会の勉強に力を入れるべきです。

 

 

本の読み聞かせをしてあわよくば作文や歴史に興味を持たせようとしたことが子供は嫌だったようです。

 

 

 

無理に多くを与えるのではなく数は少なくてもその子に合ったペースで読み聞かせしたらいいのかなと思います。

.

 

今となってはですけどね。

 

嗚呼、親の思うようにはいかない話、おしまいです。

子供の習い事 はじめ時 やめ時 子供の習い事 はじめどき やめどき。親が失敗したこと。

 

 

 

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