子供の習い事 はじめどき やめどき。親が失敗したこと。

子供の習い事 はじめ時 やめ時

 

子供の声。

聞こえてますか?

 

わたし、聞いてなかった時がありました。

子供が習い事をしたいと言った時に、自分の都合ですぐには習わせなかったのです。

 

なぜすぐに習わせなかったのか?

 

今じゃなくてもいいかな・・と勝手に親の都合で先延ばししたのです。

 

その結果、子供のやる気をなくすことになりました。

 

子供の習い事のはじめどきは、子供が「習いたい」と言った時。

子供の習い事のやめどきは、やる気がなくなった時。

どちらもタイミングが大事です。

 

今回は、そんな私の実体験をもとに、子供の習い事のはじめ時とやめ時。

親が失敗したことを考察します。

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子供が習い事をしたいと言った時がはじめ時

習い事 はじめ時とやめ時

わが家の娘は現在、高校2年生と中学3年生。

↓2人ともピアノを習っていることは過去記事に書いてます↓

子供がピアノを続ける3つのコツ

長女が小学1年生になるとき、「習字を習いたい」と言いだしました。

 

その時、すぐに習わせなかったのです。

理由は、下の子が小学生になる2年後に一緒に習わせればいいかな・・と子供の声を聞いていませんでした。

 

2年後、長女は次女と一緒に習字を習い始めました。

小学3年生になっていました。

習字教室に入ってみたら、同級生もたくさんいたので安心したのを覚えています。

 

しかし、他の同級生は小学1年生から習字を習っているのに対し、長女は今からはじめます。

 

2年遅れでやっと習いはじめて、他の子に比べると最初からおくれを取っていました。

(あたりまえか)

ちょっとだけ気にはなりましたが「地道に練習していけば同級生にも追いつきますよ」

 

先生からの言葉に少し安心したのを覚えています。

先生の言葉通り、小学3年生から習いはじめ、6年生になるころには順調に上達。

ちょっと遅れて習いはじめたけれど、案外大丈夫と勝手に思っていました。

コンクールや書道展で賞はなかなか取れないけれど、真面目にコツコツ習字を続けていることに、親としては満足です。

 

習い事は継続が第一と考えていたからです。

 

習い事を続けたい気持ちは半減していた

習い事 やる気 半減

わたしの満足感とは対照的に長女の気持ちはちがっていました。

習いはじめこそ遅れたけれど、上達しているし、このまま中学生、高校生になっても習字を続けていくだろうと思っていました。

 

・・が、長女は習字に興味が半減していたようです。

 

理由は、

 

  • 仲の良い友達が習字をやめたこと。
  • 他の同級生との実力の差が広がってきてやる気がでなくなった。
  • 部活動との両立がむずかしくなったこと。

 

 

仲の良い友達は小学校卒業と同時に習字もやめました。

うちの子と、数人が中学に入っても続けていました。

 

中学生になると、楷書から行書へと移っていきます。

これから、書道の第一歩をふみだすころです。

 

ですが、中学1年生の時点であきらかに習字に対するやる気がおとろえていました

 

他の子と実力の差が開いてきて、長女としては週1回の習い事が苦痛になっていたようです。

 

「今やめたらもったいないので、中学卒業までは頑張ろう!」となんども言ってみたりもしました。

 

長女の心にはわたしの言うことはひびきませんでした。

 

あたりまえですよね・・

自分も最初に子供の言うこと聞いてなかったのだから。

子供の習い事のやめ時。無理に継続しなくていい。

長女が中学1年生のとき、半年ほど習字を続けるか、やめるかで親子で言い合ってました。

長女・やめたい

わたし・続ける

 

出した結論は、習字をやめる

 

わたしとしては小学3年生から中学1年生までの5年間つづけてきて、もう一息がんばってほしかった。

 

でも、それは親のエゴです。

習字を習いたいと言った時、すぐに習わせてあげればよかったのです。

 

下の子が保育園を卒園するのを待って、同時に習わせようと勝手に決めてしまいました。

 

保育料も高いので、習い事にかける予算を増やしたくなかった。

そこをケチってどうするって話ですけどね。

 

ただただ、わたしが子供の意見を聞かなかったことがやる気タイミングを逃したのです。

 

子供の意見を尊重して聞くこと。

一番大事なことがわたしにはできていませんでした。

 

習字をやめたあとは長女はスッキリしていました。

部活動に専念することができたからです。

 

わたしも、小言を言わなくてよくなりました。

 

なんとか続けさせようと、あの手この手で子供をなだめすかし、乗り越えさせようとしていた時がうそのようです。

 

長女は性格も明るく活発で部活動もがんばっています。

運動部に入っていますが部活が大好きです。

わたしも長女が小学生のころから送迎、試合の応援に行っていました。

 

その部活に今は力をそそいでいます。

 

習字はやめてしまったけれど、打ち込めるものがあります。

 

習い事を無理に継続しなくてもよかった・・と今となっては思うとこです。

 

習字の先生からは、「やめても習字をしたくなったらいつでも教室に来ていいですよ」と言っていただき、良い先生に恵まれたなぁと感謝しています。

 

第一子ということもあり、教育面、子育て、いつもどうしようか・・と悩み、考え、選択してきました。

 

その選択がいつも正しかったかと言えば、そうでない時もありました。

今も手探りですが・・・

 

子供の言い分はしっかり聞いて、親子で話し合う。

当たり前のことをおこたったために、子供の習い事への意欲が低下した原因だと思います。

 

でもよくよく考えてたら、長女も習字を5年間は習っていたんです。

同級生に追いつこうとがんばっていました。

堂々とほめてあげたいです。

 

わたしは習い事を継続させることを目的としていた気がします。

 

だらだらと続けるより、スパッとやめて好きなことに集中する。

 

この判断も大事です。

なかなかスパッとできなかったので・・

 

親が子供の足を引っ張ってどうするってことです。

 

習い事のはじめ時とやめ時

  • 子供が習い事をやりたいと言った時がはじめどき。
  • 子供が習い事をはじめたいと言ったら、話をしっかり聞いてタイミングを逃さない。
  • 子供の習い事のやめ時はやる気がなくなった時。
  • 子供が習い事を辞めたいと言ったら、親子で話し合う。
  • 親のエゴで続けさせない。
  • やめる勇気も必要。

 

 

わたしの失敗談、今ではこんなこともあったな~と思えますが当時は親も子も必死でした。

 

 

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