こんんちには。るみともです。
我が家の2人の子供はピアノを習っています。
2人とも年中さんから始めました。
今では子供も中高生になり、10年以上続けています。
そして、ピアノを続けることができたのには3つの理由があります。
それは、家にピアノが無いからです。
「買わない」と最初から決めていました。
毎日5分間練習する。
いい先生との出会いがありました。
この3つです。
今回は子供がピアノを続けるコツを、我が家の娘に例え考察していきます。
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家にピアノは無い。最初から買わないと決めた。
我が家にはピアノはありません。習う時に最初から買わないと旦那さんと決めました。
私自身、子供の頃、1年間だけ習っていて、家にはピアノは無く、オルガンがありました。
最初の習いたての頃は楽しかったけど、段々練習しなくなって辞めました。
それがあったのでピアノは買わないことしにました。
子供が小さい頃はアパートに住んでいて、ピアノが入らない、音が漏れるといったことも挙げられますが、第一の理由はピアノを続けることができるのか、まだわからなかったからです。
でもピアノを習うからには家で練習しなければいけません。
まず、キーボードから始めました。
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最初はキーボードで練習
アパートにキーボードは入ります。
親戚からもらったキーボードです。
音量調節もできて、キーボードなら気軽に弾けます。
年中さんにはちょうどいいかんじです。
キーボードのみもらって、足がついてなかったのでテーブルに乗せて座って弾くかんじです。
2DKのスペースのリビングの片隅に置いてありました。
習い始めて2年間は、通っていた保育園でピアノを習っていて、保育園の発表会、お遊戯会にピアノを披露します。
周りの子にもお披露目できて、一緒に習っている子の上達具合もわかるので親としては満足の2年間でした。
今、使っているのは電子ピアノ
上の子が小学校に入ると同時にキーボードから電子ピアノに買い替えました。
カシオのPriviaです。当時でも10万円はしなかったです。
省スペースなので子供部屋に置いて練習しています。
家を建てた時は、周りは田んぼで一軒家でしたが、段々と家が建って、今では密集地帯です。
音漏れしないように小さい音量で弾いています。
新築の家には友達も集まりやすく、小学校時代はよく我が家には友達が集まっていました。
そんな時も、誰からともなくピアノを弾き始めるので電子ピアノは邪魔にならず、ピアノを習ってない子も躊躇なく触れることが良い点です。
小学校に上がるのを機に家を建て、ピアノの先生も替わりました。
保育園を卒園するにあたり、ピアノ教室も他に移らなければいけなくなりました。
幸い、家の近くにピアノの先生がいて、先に習っていたママ友の紹介ですぐに移ることができました。
ピアノが無いから気負いがない
先生もピアノの購入を勧めなかったのが親をラクにさせたのかもしれません。
電子ピアノで練習していることを伝えると、夏休みなど長期の休みの時は、「玄関あけておくからいつでもピアノ弾きに来ていいよ」といってくださり、発表会前や学校の入学式、卒業式の伴奏の練習など使わせてもらっています。
習っている先生がピアノ購入を勧める先生だったら、親はプレッシャーになります。
しかし、我が家の家計は厳しいのでピアノは買えません。
「電子ピアノでいいですよ。」と言ってもらえたから親も子も気負いなく続けられたのです。
私の住む地域では、アップライトピアノを持っている子も何人かいました。
グランドピアノを持っている所は無いです。
我が家のように電子ピアノを使っている家庭もたくさんあります。
電子ピアノでも周りに引け目を感じることなく弾ける環境もいいのだと思います。
なにより、今、子供たちは10年以上ピアノを習っていますが、辞めたいと言ったことは一度もありません。
私自身は小学生の時、1年で辞めた経験があるので、わが子ながら、「すごいな~」と思うのです。
完全なる親バカです。
こんなに長くピアノを続けると思わなかったので、上手下手より続けることに感動します。
ピアノは毎日5分弾く
年中さんからピアノを習い始めて、子供の方から習いたいと言ってきました。
最初に習っていたピアノ教室は、通っていた保育園の中にピアノ教室があり、保育園の先生から教えてもらっていました。
同級生も数人習っていて、月謝も月3回で3,000円。
個人レッスンで保育園の延長でピアノが弾けるので親としては送迎がない分良かったです。
習い始めたからには練習していかないと教えてもらう先生にも失礼だし、親も子もおもしろくないです。
言い聞かせるタイミングは年とか関係ない
ピアノを習い始めてすぐに、「毎日練習すること」「習うからには一生懸命に習う。うちにはお金の余裕が無いので練習しないなら辞めてもらう」ことを言いました。
これは年がまだ小さいとか関係なく、言い聞かせることが大事です。
ここがピアノを長く続けるコツの最重要の一つです。
逆に小さい頃に言って聞かせた方がいいのです。
大きくなるにつれて、親の言うことは聞かなくなってきます。
きつく言い聞かせるのではなく、とつとつと言い聞かせます。
子供だからと言って甘く見てはいけません。
どんなに小さくても親の言うことはちゃんと聞いています。
最初が肝心です。習うと決めたらすぐ言い聞かせましょう。
5分でいいから毎日ピアノを練習しよう
私は子供たちに、「5分でいいから毎日練習しよう!」と言いました。
1時間じゃありませんよ。5分でいいのです。
何で5分か?
簡単です。子供はそんなに集中できないからです。
大人でもキツイですよね。
練習する時間も決めました。
朝、学校に行く前に5分間です。
今も毎日弾いています。
さすがに、中学になってからは少し長めに弾くようになりましたが・・
それでも5分間練習は努力のたまものだと思います。
ピアノのレッスンの前だけ集中して練習するより、5分でいいので毎日弾いた方が上達するし、指も慣れます。
スポーツで1日休んだら感覚鈍るのと同じだと思います。
わが子を褒め称えるわけではないけど、ここまできたら後は親は何も言わなくても自然にピアノ続けられます。
自分はすぐに辞めておいてあんまり下手なことは言えませんが・・
ピアノの先生との出会い。先生の影響力は大きい。
やはり、スポーツでも習い事でも学校でも教える人って大事です。
教え方、相性、いろいろありますが、その子が伸びるか伸びないか、先生にかかってる比重高いです。
それくらい子供に影響力を及ぼすということです。
小学生になって家の近くの(歩いて3分)ピアノの先生にお願いすることになりました。
月4回で月謝は6,000円です。
病気や用事で休んだら違う日に振り替えてもらえるので個人の先生は助かります。
今子供がピアノを続けていられるのもその先生のおかげだと思っています。
最初は反発していた
長女は誰とでも仲良くなれるタイプなので、先生が代わっても特別変わることはありませんでした。
問題は次女です。
割とハッキリ言われる先生なので最初は次女はレッスン帰り、ぶすっとして帰ってきていました。
もしかしてこうなるか・・とは感じてはいたのです。
というのも、その先生は私が小学生の頃1年間だけピアノを習っていた先生で、若い頃はスパルタな感じで厳しかったのです。
当時は独身で実家でピアノ教室をされていて、結婚され、まさかこんなに近くにいるとは知らず、うちの子も習うことになったのです。
1年間しか習ってなかったけど、私の実家のことは覚えていらっしゃっいました。
だいぶ歳月が流れ、先生もスパルタ的な教え方ではないけど、根が熱血なので次女の性格とぶち当たるようです。
ブツブツ言いながらピアノから帰ってきたものです。
しだいに波長が合ってきたのか次女も先生のペースをつかんできました。
こうなると上達が早いです。
家での練習も時間が長くなってきます。
将来は音楽の先生になる
私が続けられなかったピアノを子供たちはしっかりと続けています。
今まで辞めたいと言ったことはなく、ピアノは楽しいと言っています。
特別に何かしたわけではないけれど親としてはうれしい限りです。
ピアノを習うにあたり、将来は音楽の道とか考えたわけではありません。
入学式や卒業式で伴奏したらスゴイ!とか、将来、楽譜が読めてピアノが弾ければ楽しい、苦手なスポーツより文科系の部活に活かせるだろうという思いで習わせました。
そんな感じだったのですが、次女は最近「音楽の先生になりたい」と言い出しました。
中学生なのでこれから目標も変わってくるかと思うけど、これもピアノを習っていることに起因していると思うのです。
子供の気持ちを優先して今後もピアノを続けたいと思います。
いい先生に出会えて良かった。
まとめ
- ピアノがないぶん親も子も気負いなく続けられる。
- ピアノは毎日5分弾く。
- 子供に合う先生と出会う。
以上の3つが子供がピアノを続けられる3つのコツです。
でも一番大事なのは、「子供がいかにピアノを楽しいと感じることができるか」であって、それがないと続かないです。
親はじっと我慢の見守り隊です。
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