こんにちは!るみともです。
子育て中のお母さん、子供の習い事、楽しく続けられてますか?
はじめは楽しい気持ちで通っていた習い事。
だんだんと「中だるみ」「行たくない」「飽きた」など、さまざまな理由でやめたい気持ちが出てきます。
わが家の場合もありました。
せっかく続いている習い事。乗り越えて続けてほしい・・
わが家の次女場合、「習字をやめたい・・」と言い出しました。
小学校1年生から習字を習いはじめ、中学1年生の時、突然やめたいと言い出したのです。
理由はライバルに越されたから。
それまで賞を次々と取っていたのが、取れなくなりモチベーションが低下していました。
このままやめてしまうのか・・
そんな時に親子で考えたこと。
一緒に話し合って決めたことは子供が自信を取り戻すきっかけになりました。
自信を取り戻したら習い事へのプレッシャーから解放され、気持ちもラクになりのびのびと続けています。
そこで今回は、子供が習い事をやめたいといった時に、自信を取り戻す方法をわが家の体験談をもとに考察します。
子供が習い事をやめたい原因は中学受験だった!
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わが家の次女は小学校1年生から習字を習っています。
中学3年生になった今も続けている習い事です。
8年間習い事の習字をがんばっている次女ですが、一度、「習字をやめたい」と言い出したことがあります。
中学1年生の時です。
中学受験をすることになり、小学校6年生の春から学習塾に行き始めました。
大手の学習塾で、授業以外にも教科ごとの取り組みがあり、課題も多い塾です。
通っていた塾はクラス別の授業で、曜日ごとに時間と科目が決まっています。
その塾の時間割に合わせて通うので、習い事の一つだった習字と曜日がかぶってしまいました。
習字を土曜日に習っていたのを月曜日に変更してもらって調整です。
小学6年から塾に行き始めたので、周りと比べると遅い中学受験の始まりでした。
当然、先に塾に通っている子に比べたら、問題を解くスピードは遅く、解答率も低かったです。
次女もみんなに追いつこうと必死です。
小学6年の夏休みはほとんど塾に通っていました。
夏休みの講習がみっちり入っていて、習字に行くのが難しくなったのです。
習字の先生に相談して、夏休みの間はお休みすることにしました。
秋からは本格的に受験勉強にとりかかり、習字もできるだけ行くようにしていましたが、思うようにはいきません。
その時は、子供もわたしも習字に行けないことについて深く考えていませんでした。
理由は、小さい頃から習字で賞をたくさん取っていて、昇段も早かったので少しくらい休んでも遅れはとらないだろうと安心していたからです。
中学受験のために塾に通っているけど、「受験が終わったらまた習字をがんばれば追いつく」と、どこか楽観的に考えていました。
まだ中学受験の勉強中はよかったのです。
無事に合格し、中学1年生になり、また習字に通い始めました。
中学生になったら楷書から行書へ移っていきます。
これからが上達が楽しみな時期です。
習い事をやめたい理由は・・ライバルに越されたから
これから前のように、習字に集中することができると思っていました。
ライバルと切磋琢磨して頑張っていた習い事です。
しかし、この1年間、受験の間のブランクでライバルから越されたのです。
賞をいろいろ取っていたのが取れなくなり、反対にライバルの方が賞を取り始めました。
塾に通っていたほんの数カ月の間で、相手はめきめきと上達し、練習を積み重ねた結果をだしていました。
以前は、次女が一歩前に出ていたのに今度はライバルの方が伸びているのです。
このことでうちの次女は本当に落ち込みました。
でも、よくよく考えたらしょうがないことです。
だって、受験で習字もなかなか行けなかったので腕もにぶります。
しかし次女にとってはライバルに先を越されたことのショックが大きかったようです。
賞は取らなくていい。自信を取り戻そう
とうとう言ったか・・・
子供が「習字をやめたい」と言ってきました。
最初は、「もう少し続けてみたら?」と返していました。
「今やめたらせっかく6年間習っていたのにもったいない。中学校卒業まで習ってほしい」と伝えました。
次女は納得してない様子。
そりゃそうです。
こんなんで納得するわけがない。
習字をやめたい理由はわかっていたので旦那さんと次女とわたしと3人で話し合いです。
次女の言い分は、「これ以上習字を習っても上手にならないからやめたい」の一点張り。
この言葉は本当の気持ちではないことはわかっていました。
ライバルに負けるのが嫌になったのです。
そこで、旦那さんが発した言葉。
「賞は取らなくていい。」
目からうろこでした。
それまで、習字でたくさんの賞をいただきました。
地元の新聞に名前が載ったりして、周りの人からも「習字がんばってるね!」と声をかけられたりもしました。
それゆえに中学受験のために思うように習字に行けず、今までのように賞を取れなくなったことが子供へのプレッシャーになっていたのです。
「自分は自分。追い越されてもいいんじゃない」
「これからは自分の字がうまくなるために習おう!」
簡単に言いましたが、子供ながらに考え、悩んだ時期です。
今まで、じゅうぶん頑張ってきたし、コツコツ習っていけば目標である行書もうまくなるはずです。
細々でもいいので続けさせたい。
この親子の話し合いの後、子供の気持ちも少しづつ習字に向き合えるようになってきました。
賞は取らなくていい。賞を取れなくてもいい。ライバルに越されても大丈夫。
わたしも、しだいにそんな気持ちに傾いていきました。
そう思いはじめたらラクですね!
なにより子供も賞のことやライバルのこともいちいち気にしなくなりました。
ライバルが賞を取ったら、素直に「すごいね!」と親子で話せることがすごいのです。
「休みの日にわざわざ表彰式に出なくてすむから、逆に賞取らなくてよかったよね~」と冗談も言えます。
単なる負け惜しみとも言いますが・・・
開き直ったら思わぬことに。また賞を取った!
世の中、開き直りが肝心。
思わぬことが起こったのです。
不思議なもので、習い事の習字を賞を取るのを狙うのをやめ、ライバルを気にしなくなった途端、また賞を取り始めたのです。
心理的な何かが働いたのでしょうか?
わたしにはわかりませんが、昇段も学年でトップになり結果がだせるようになりました。
目標だった字の上達も、楷書から行書に変わり、行書らしくなってきています。(完全ではない)
今は自分のために習い事を続いています。
そのスタンスは変わりません。
まとめ
習い事の壁にぶつかったら、親子で話し合い。
賞は狙わない。ライバルに越されても大丈夫、マイペースで行く。
習い事は自分のために習う。
そして、子供だけのことではありません。
親の心構え。
じっとガマン!
子供のことを信じ良い方向にむかうまでじっと我慢なのです。
その先にはプレッシャーから解放された子供の気持ちがラクになり、のびのびと続けてられる未来が待っています。
以上が子供が習い事をやめたいといった時に自信を取り戻す方法です。
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