音は聞こえているのに何を言っているのかわからない。

何を言っているのかわからない

 

こんにちは!るみともです。

 

中学3年生の次女がこんなことを言いだしました。

 

「友達が何を言っているのかわからない」

 

友達の話に興味がないから話が入ってこないのか?

 

友達が早口で何言ってるか聞き取れないのか?

 

・・と一瞬思いましたがどうやら違うようです。

次女が言うには、音は聞こえる、声も聞こえるが何を言っているのかわからない

 

 

気になったので耳鼻咽喉科へ行ってきました。

2か所病院に行きましたが聴力検査は正常でした。

 

しかし、子どもが言うには会話が聞き取りづらいとのこと。

 

聴力は正常値、音も声も聞こえる。

 

 

でも何言ってるかわからない。

 

今、この『音は聞こえているのに他人が何を言っているのかわからない』と感じている人が思いのほかたくさんいることがわかってきました。

 

普通に聞こえて話を理解できる人から見ればそんな人がいるのか?と思うでしょう。

 

わたしも次女から言われた時は友達の発音が聞き取りづらいのではないか?と疑いました。

 

聞き取れない本人は悩んでいます。

 

そこで今回は、他人が何を言っているのか理解できない人、またはその家族方々にわが家の次女の場合をお伝えします。

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英語のリスニング、国語の聞き取り問題で何を言っているのか聞き取れない。

リスニング 聞き取れない

実は、娘が最初に聞き取りにくいと言ったのは最近のことではありません。

 

最初は小学校6年生のとき。

 

学校の授業で簡単な英語のリスニング、国語の聞き取り問題が聞き取れないと言ってきました。

 

 

そのときは慣れないリスニングや聞き取り問題のせいで緊張していたのでは?と思い子供にもそう伝えました。

 

 

今思うと腑に落ちない様子でした。

何を言っているのかわからないのは知能の問題か?

一番に思ったのは緊張したせいだろう・・・

 

もしかして、知能の問題?

 

 

現在、中学3年生ですが学校の成績は普通です。

 

授業の聞き取りが苦手なのだろうか?

 

小学6年生のときに英語のリスニングと国語の聞き取り問題が聴き取りづらい問題についてはあまり深く考えていませんでした。

 

 

英検は準2級持っているのでそこまでリスニングに支障はきたしていないと思ったからです。

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友達の言っていることがわからない。

そして、最近になって友達の言っていることがわからないと言いだしたのです。

 

友達がしゃべっているのは聞こえるけど内容が聞き取れない。

 

複数で話しているとき。

 

1対1のとき。

 

人数は関係なく話が聞き取れないときがあるようです。

 

 

自分に興味のない話が聞き取れないのかと思いきやそうではないらしい。

 

何回も聞き返すのは話の流れが悪くなるのでなんとなく聞いている感じです。

 

 

会話の前後から相手が何を言ったかを想像して返事をしている。

 

自分だけ何言ってるのかわからないので会話について行けない。

 

特定の人が聞き取れないわけではない。

 

次女が今現在の様子をそう話してくれました。

 

現在の様子と症状

  • 音は聞こえるが何を言っているのかわからない。
  • 複数で話すとき、1対1のとき、どちらの場合も聞き取れない時がある。
  • 何回も聞きなおすのは話の腰を折るので聞き直せない。
  • 会話の前後から話の内容を想像して返事をしている。
  • 聞き取れないので友達との会話について行けない。
  • 特定の人が聞き取れないわけではない。

耳鼻咽喉科で検査してみた結果。

耳鼻咽喉科 聴力検査

 

気になったのでかかりつけの耳鼻咽喉科へ行ってみました。

 

学校の聴力検査では異常なし。

 

ひっかかったことはありません。

 

耳鼻科に着いたら、看護師さんの問診から始まりました。

 

音は聞こえるが友達が何を言っているのかわからない。

 

 

小学校6年生くらいから感じていたこと。

 

今現在の様子を話しました。

院長先生にも同じ内容で話をして、聴力検査です。

 

次女は聴力検査のための部屋に入って行きました。

 

15分~20分くらいたったでしょうか。

 

検査結果は正常値。

 

低音が少し正常値から外れるものの全体的には正常とのこと。

 

 

音は聞こえているようです。

 

先生にも異常なしと言われました。

 

うーん、わかるけど・・・

 

 

イマイチ納得できない・・

 

人が何を言っているかわからないことと、音の聞こえは別問題なのか?

 

 

仕方なく家に戻りました。

 

でもやっぱりモヤモヤして違う病院へ行ってみることに。

 

 

とはいっても私の住む地方では耳鼻咽喉科で定評のある病院がどこなのかわかりません。

 

 

ネットで街の耳鼻科を調べて行ってみました。

 

二つ目の耳鼻科でも検査の結果は異常なし。

 

検査結果のグラフも最初の耳鼻科の結果とほぼ同じでした。

 

しかしそこの先生は、「しばらく経過をみましょう」「もしあまりに気になるならまた来てください」と優しい言葉をかけていただきました。

 

 

何を言っているのかわからない。聴覚情報処理障害なのか?

家に帰って、旦那さんに次女の検査結果を伝えました。

 

旦那さんはネットで耳の聞こえのことを少し調べてみたらしく、「聴覚情報処理障害って症状に似てる」と言いだしました。

 

 

初めて聞く言葉です。

 

わたしもさっそく調べてみました。

聴覚情報処理障害(APD)とは?

聴覚情報処理障害(APD)は聴力検査では異常がないにもかかわらず、日常生活における聞き取りが困難とされる障害とされている。

 

聴覚情報処理障害の疑いに見られる症状

  • 会話中の聞き返しや聞き間違いが多い。
  • 雑音など環境が悪いとき聞き取りにくい。
  • 口頭で言われたことは忘れてしまったり、理解しにくい。
  • 早口、小さい声などは聞きとりづらい。
  • 長い話のときは注意して聞き続けるのが難しい。
  • 視覚情報に比べて聴覚情報の聴き取りやり会が困難である。

全部次女にあてはまるわけではありませんが近い症状はあります。

 

友達との会話中、聞き返したり聞き間違えたりすることはよくあるようです。

 

 

雑音などで聞き取りにくいのはわたしもあります。

NHKの「あさイチ」で聴覚情報処理障害について放映された。

2018年12月27日、NHKの朝の情報番組「あさイチ」に聴覚情報処理障害について放送されました。

 

 

まだこの時次女の聞こえのことがわからなかったので「あさイチ」で聴覚情報処理障害のことが取り上げられるとは知らなかったのです。

 

 

「あさイチ」でも「音は聞こえているのに、言っていることがわからない」。

 

そんな症状を持つ人がたくさんいることがわかってきました。

チェックポイント

  • 集中しても話が聞きづらい。
  • 「聞いていない」と周りから指摘される。
  • 子供の場合、ノートが取れていない。
周囲の人にできる工夫

  • 雑音の少ない環境で話す。
  • 話し始める時に「ねぇ」などと切り出して相手が聞く準備ができるようにする。
  • 大事なことは繰り返して話す。
  • 紙に書くなどメモをとる。

 

周囲の人にできる工夫は、話が聞き取れない人も自分で気をつけられるポイントですね。

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わが家の次女の今後。相手が何を言っているのがわからないとき、どうするか?

結局、二つ目に行った耳鼻科でも聴力検査は正常値でした。

 

「経過観察」で様子をみましょうということです。

 

そこで次女は自分でもできることを考えて、できるだけ話を聞きとれるようにしました。

 

 

  1. 会話中にメモを取る。
  2. 周りが静かな場所で話すようにする。

 

これといって治療方法もないとのことなので自分で聞き取る工夫するしかないです。

 

会話がスムーズに行くようにメモを取って聞き間違いをふせぐようにする。

 

わが家は九州の田舎の方に住んでいます。

 

専門の病院は近くにありません。

 

次女が「聴覚情報処理障害」かどうかもわかりません。

 

 

ただ同じように、人が何を言っているのかわからないと思っている方はたくさんいます。

 

本人しかわからないことなのでツライと思います。

 

周りはできるだけその悩みを聞いて、どうやったら聞き取りやすくなるか一緒に考えていきたいです。

 

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