こんにちは。40代主婦、るみともです。
3年前に追突事故にあい、自動車保険の弁護士費用特約を使って無事示談まで終えた経験があります。
その時の体験記は【体験談】追突事故でむちうち!弁護士費用特約を使ってみた話。から読めます。
自動車の追突事故で自分の過失割合ゼロの場合、加入している保険会社は介入できないことを事故にあってから知りました。
過失ゼロだと保険金が支払われない事故なので、被害者に代わって示談交渉できないのです。
もし保険会社が示談交渉した場合には法律違反になります。
てっきり保険会社が示談交渉してくれると思っていたので、追突事故に加えてショックも倍増でした。
口は達者でもなく、頭の回転も速い方ではないので相手方の保険会社のペースで話が進んでいきました。
仕事中にかかってくる保険会社との電話対応に精神的にもストレスとなり、このままではむちうちの治療も落ち着いて通えないと思い弁護士費用特約を使うことにしたのです。
結果、保険会社との直接の示談交渉は弁護士さんにお任せすることができて、精神的ストレスもなくなり、無事にむちうちの治療に専念することできました。
そして弁護士費用特約を使ったことにより、保険会社からの慰謝料も2倍になりました。
実費で払ったお金は1円もありません。
弁護士費用は自動車保険でまかなえたからです。
そこで今回は、過失ゼロの追突事故のときの弁護士費用特約の使い方を考察します。
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弁護士費用特約、使う?使わない?
- 交通事故にあった被害者が、加害者に損害賠償請求を行う時に発生する弁護士費用や、弁護士などに相談する時の費用を加入している保管会社が負担してくれる特約です。
- 1件の交通事故につき、300万円までの弁護士費用を保険会社が出してくれます。
- 弁護士費用特約を使っても自動車保険の等級は変わりません。
- 年間2,000円くらいの掛け金で特約つけれます。
弁護士費用特約を使ったことがある人、0.5%は意外に低い!?
私が調べたところによると、自動車保険に入っている人が弁護士費用特約に加入している割合は50%~70%です。
加入率は高いです。
万が一のためにつけてる人が多いのでしょう。
私の場合、掛け金が月100円程度だったので、代理店のすすめであまり深く考えずに付けました。
その内、弁護士費用特約を使ったことがある人は0.5%なのです。
意外に低いなと思いました。
そんなに低い割合と知っていたら、使うのをためらったかもしれません。
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なぜ、弁護士費用特約を使わないのか?
では、なぜ弁護士費用特約に加入していながら実際には使わないのでしょうか?
- いつ使ったらいいかわからない。
- たいした事故ではないので弁護士等に頼むには手間がかかりそう。
- 本当は弁護士等に示談交渉頼みたいけど敷居が高い。
- 弁護士費用特約に入っているけど、本当に保険でまかなえるのか不安がある。
- そもそも弁護士費用特約を知らない。
- 交通事故にあったことがない。
私が思った主観で書いているので他にも使わない理由があるとは思いますが、こんなところでしょうか。
弁護士特約の体験談を調べてみると、弁護士事務所のお客様の示談例は豊富にあるけど、実際使ってみた人の体験談はあまり見つけることができなかったので、私の体験談を書くことにしました。
使ってみた立場でいうならば、私は弁護士費用特約を使った方がいいです。
私は普通のパート主婦です。
自動車がないと生活できない田舎に住んでいます。
そんな普通の主婦でも弁護士費用特約を使って無事に納得いく示談までたどりつきました。
過失ゼロの場合には弁護士費用特約の出番!
冒頭でも述べましたが、追突事故で、相手方:自分が、100:0の場合、自分が加入している保険会社は示談交渉は行ってくれません。
自分で相手方の保険会社と示談交渉しなければいけないのです。
これが想像以上に精神的にストレスがかかり、消耗します。
こっちは何も悪くないのに車はへこみ、身体はむちうち、心はストレスとなり、示談交渉の電話対応に神経をすり減らされるのです。
まさに、ふんだりけったりで損することばかりなのです。
気が弱い人や、事故後の対応が面倒くさい人などつい保険会社の言うがままになってしまう場合があります。
そんな時こそ弁護士費用特約の出番です!
自分が加入している保険会社に連絡して、弁護士費用特約を使いたい事を伝えます。
私が加入している保険会社は、すぐに「了解しました」の返事がきました。
中には使ってもらいたくない保険会社もあるようです。
保険会社としては弁護士費用を負担することになるわけなので使ってもらいたくないのかもしれません。
過失ゼロの場合のみ弁護士費用特約が使えるのではなくて、過失ゼロでなくても使えます。
まず、ご自身が加入してる保険会社の約款をよく読みご確認ください。
(約款て字が小さく書かれてて見逃しますよね。是非確認してみてください。)
いつ弁護士費用特約使う? 使う時のタイミングは?
追突事故で弁護士費用特約を使う場合、いつ使うのがいいのでしょうか?
私の場合、車の物損の示談交渉中に使いました。
事故からちょうど1ヶ月目のことです。
追突事故にあったとき、弁護士費用特約のことを忘れていて、自分で示談交渉していました。
仕事中にかかってくる保険会社からの電話に、いちいち席を離れてヒソヒソ声で示談交渉していたので、思ったことの半分も言えず、気づいた時には相手の保険会社のペースになっていました。
新車購入から3カ月目の追突事故だったので余計にショックは大きかったです。
修理代35万円。「修理代の10%を評価損です。」と保険会社から言われた時、「たったの!!」「安い!」と心の中で叫びました。
10%といえば、3万5千円。それだけですか・・
それから一念発起して弁護士費用特約を使うことを決めました。
追突事故にあったら、早いうちに弁護士費用特約使うことをおすすめします。
自分で示談交渉すると、保険会社からの電話対応に時間と精神的ストレスを消耗し、相手はプロなので私のような素人はとても太刀打ちできません。
できるだけ早目に弁護士費用特約を使うことでストレスから解放されましょう。
交通事故の治療が終わってからでもいいとは思いますが、その間にも保険会社との示談交渉は進んでいきます。
治療中のアドバイスももらえるので早く弁護士等に頼んだ方が特約の威力を発揮できるのです。
普通のパート主婦が選ぶ、弁護士の選び方
弁護士費用特約を使うと決めたら、次は弁護士選びです。
これは一番重要な要素です。
その弁護士さんにより示談交渉がスムーズにいくか、はたまた余計に精神的に苦痛を伴うことにもなるからです。
保険会社から弁護士の紹介もあります。
慎重に選びたいところですが、私の場合、あっさり決めました。
だって、主婦は忙しいのです。時間がないからです。
弁護士をネットで探す。
九州の田舎に住んでいて、日頃、弁護士に遭遇することは今までかつてありません。
知り合いの弁護士など周りにいないのが現実です。
わたしは交通事故サポートで探しました。
交通事故に強い弁護士さんを探せるのでわたしのような初めて利用する人もすぐに見つけることができます。
周りには弁護士費用特約を使ったことある人はいなかったので、(私が知らないだけかも)ネットが頼りです。
とはいっても、むちうちで当時はスマホやパソコンをするとき、首が痛くて、ムカムカしていたので長時間はできません。
パートをたびたび休むわけにもいかず、家事もしなければいけない主婦にとって時間は重要です。
だからできるだけ短時間で弁護士選びをしたのです。
周りに知り合いの弁護士さんや、相談できる人がいるなら、わざわざネットで調べなくてもそちらを選んだ方が早く決めることができるので手間が省けます。
スマホやパソコンが使えないくらいのケガや、むちうちなら、ここは思い切って王道の「タウンページ」で調べてもいいでしょう。
タウンページなら近隣の弁護士事務所がすぐに見つかるはずです。
私は一番最初にヒットした弁護士さんのサイトを読み、交通事故の依頼を解決したケースが一番多かった人を選びました。
どんな実績があるか、私のようなケースがあるか、を参考にしました。
交通事故に強い弁護士を選ぼう!
弁護士といっても得意の案件があると思うので、交通事故に強い弁護士さんを探しました。
どうせ頼むなら専門の弁護士さんがいいです。
解決事例がたくさんあり、私と同じように主婦で追突事故にあった人の示談例があったので、引き受けてもらえると思ったからです。
軽微な交通事故だからといって、こちらが躊躇するようなことではないので、きちんと対応してもらえる弁護士を選びたいです。
自宅から近い弁護士さんに依頼する。
弁護士選びのとき、検索ワードに「地域名」を入力しました。
自宅から弁護士事務所まで近い方がいいです。
私の場合、近いといっても、車で1時間かかります。
ただ、弁護士事務所の場所は持病である橋本病で通院している病院の近くだったので、道のりは大丈夫でした。
弁護士費用特約を使うとなると、弁護士事務所まで面談に行かなければなりません。
むちうちで首が痛かったので、できるだけ長距離の車の運転は避けたいところです。
近くなら、運転時間も短くて済むので、それだけでも気軽に行けます。
追突事故から3年たってますが、今でも信号待ちのとき、後ろからくる車がきになってドキドキします。
月1回面談があり、計5回通い、あとは電話での連絡で済みました。
私が依頼した弁護士さんは、土曜日も営業されていて、私の休みと合ったので、わざわざ仕事を休んで弁護士事務所に行かなくても良かったです。
弁護士選びの注意点
私が一つ弁護士選びに失敗したのは、依頼した弁護士さんが車の物損事故を扱ってなかったことです。
車の評価損の低さに不満があり、弁護士費用特約を使うことを決めた訳ですが、肝心の車の物損は示談交渉していないと言われたのです。
たしかに、その弁護士事務所のサイトを見てみると、解決事例案には人身事故の案件しかなかったです。
結局、車に関しては、自分自身で示談交渉しました。
ネットで調べると、車の物損事故も取り扱っている弁護士さんはたくさんいました。
うん、完全に私の調査不足。
見落としていました。
もともと、車には慰謝料が存在しないので評価損しか取れないのです。
その評価損も修理代の10%~30%。修理代も20万円以上かかったものが対象になります。
そうすると金額的にも大きな額にはならないので、弁護士さんも車の物損は利益が少ないから扱いたくない人もいるのかもしれません。
弁護士特約費用のメリット
- 慰謝料・示談金の大幅増額
- 保険会社との示談対応で精神的ストレスから解放される。
- 弁護士費用上限300万円まで保険会社が支払ってくれるので安心。
- 治療や交通事故に関してのアドバイスをもらうことができる。
弁護士費用特約のデメリット
せっかく弁護士さんに依頼したのに、イマイチ相性が合わない弁護士さんもいると思います。
- 思ったペースで仕事してくれない。
- 話をよく聞いてくれない。
- 自分の意見を言えない雰囲気がある。
- 示談交渉の進捗状況の連絡があまり来ない。
これだと余計にストレスたまりますよね。
相性が合わなくても、仕事をして結果をだしてもらえればいいので多少は我慢できます。
ちょっとやっぱり無理なら保険会社に弁護士の交代を相談してみるのもいいと思います。
そして、一番大事なことは、弁護士に依頼するということは、示談交渉がうまくいかなかった場合、裁判(訴訟)になるかもしれないということを肝に銘じなければいけません。
これは、弁護士事務所に初めて行った時、委任状を書く前に弁護士さんから念を押して言われました。
急に怖くなったことを覚えていますが、弁護士さんの裁量にお任せすることにしたので無事に示談することができました。
まとめ
弁護士費用特約は是非、付けておくべき特約です。
弁護士費用特約を使った方が得する案件なのか、損する案件なのか、弁護士に相談するだけでもいいと思います。
使うと決めたら早いうちに決めることをおすすめします。
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