こんにちは!るみともです。
40代後半になり、結婚が早かった友達は子供が大学生、社会人になっています。
先日、高校の頃の友人とプチ同窓会がありました。
終了後は帰省中の20歳の子供が親の車を運転して迎えに来てくれているところもありました。
るみとも
友達もほこらしそうです。
そんな中、ふと思いました。
るみとも
わが家も後数年、娘が自動車免許を取ります。
今現在のわが家の自動車保険は事故歴なし、運転者も夫婦限定のため保険料も安く抑えられています。
それが子供が免許を取得して親の車を運転する場合、自動車保険はどの設定をすればいいのか?
安くなる設定は?
友人が参考のために自動車保険の見積りを見せてくれたところ、年齢条件を設定することで保険料を抑えられることがわかりました。
そこで、自動車保険を安くする年齢条件の比較、子供と同居、別居の場合の考え方を考察します。
【自動車保険】ふつうの主婦が運転者限定にした場合を比較してみたスポンサーリンク
自動車保険の年齢条件を比較してみた
自動車保険 | 年齢条件 |
ソニー損保 | 21・26・30 |
アクサダイレクト | 21・26・30 |
三井住友海上 | 21・26・35 |
おとなの自動車保険 | 年齢条件なし |
SBI損保 | 21・26 |
イーデザイン損保 | 21・26・30 |
AIG損保 | 21・26・30 |
チューリッヒ | 21・26・30 |
三井ダイレクト損保 | 21・26・35 |
損保ジャパン | 21・26・35 |
東京海上日動 | 21・26・35 |
あいおいニッセイ同和損保 | 21・26・35 |
共栄火災 | 21・26・35 |
上記の保険会社を比較したところ、21歳、26歳、30/35歳が多いようです。
おとなの自動車保険だけは1歳刻みで保険料が変わるタイプです。
年令の上限が35歳まであるからといって保険料が安いとは限りません。
それぞれの自動車保険会社ごとに変動があります。
おおよその目安として、21歳、26歳、30歳、35歳の年齢を覚えておくといいですね。
自動車保険料が最も高いのは年齢条件なしにした場合です。
18歳~20歳の若い人は事故率が高いため保険料もそれに伴い高く設定されています。
年齢が上がるにつれて事故率も下がるので保険料は安くなっていきます。
勘違いしやすいのが、この年齢条件は同居の親族のみ対象となることです。
年齢条件を35歳以上限定にした場合、同居の22歳の子供は親の車を運転中、事故しても保険は補償されません。
この場合、年齢条件を21歳以上補償にする必要があります。
別居の子供、知人、友達には年齢条件がないので歳は関係なく35歳以下でも補償されます。
運転者年齢条件が適用される人
- 記名被保険者(主に契約車を運転する人)
- ①の配偶者
- ①,②と同居の親族
- ①~③までのどれかの人の業務に従事している人
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子供が親の車を運転する場合、家族限定特約は外したほうがいい
運転者年齢条件とセットになって考える運転者限定特約。
【自動車保険】ふつうの主婦が運転者限定にした場合を比較してみた
子供が親の車を運転する場合、家族限定を付けているときは補償範囲をよく確認してから契約したほうがいいです。
補償されてると思っていた家族が範囲に入らない場合もあるからです。
たとえば、この家族。
夫52歳、妻50歳の家族の場合
家族限定・年齢条件なしで設定したときの補償範囲
- 20歳・長女 別居 大学生 未婚 帰省時に使う
- 22歳・次男 同居 大学生 未婚 休みの日に時々使う
- 25歳・長男 別居 既婚 実家の近くに住んでいて時々使う
- 20歳・次男の友達 ドライブの際、交代で運転するときに使う
①別居の未婚の子・長女(20歳)の場合、臨時の運転手として特別に補償される。
1人暮らしの大学生など。
②同居の子供・次男(22歳)は家族限定で補償される。
③別居の既婚の子・長男(25歳)は結婚して家を出ているので家族に含まれないので補償されない。
④友人・知人の次男の友達(20)は年齢条件なしだが、家族ではないので補償されない。
運転者限定を付けていると別居の既婚の子供は家族には入りません。
実家の車を運転して事故した場合、保険がおりません。
子供の友達や知人も同じように運転者限定を付けていると事故した場合、保険がおりません。
これでは保険の補償範囲が狭まり、いざというとき使えなくなりますね。
るみとも
親の車を運転するとき別居している既婚の子供や友達も補償されるようにしたい
家族限定を付けると自動車保険の補償範囲が狭まり、結婚して一緒に住んでいない子供や、知人などは補償されないことがわかりました。
少しでも運転する可能性があるならぜひ、自動車保険の補償範囲に入れておきたいところですね。
では、どの設定にすれば補償されるのか?
結婚して家を出た場合、家族のくくりには入らない既婚の子供と友人・知人を補償対象に入れるため家族限定特約をはずします。
運転者限定なしにします。
同居の子供が22歳なので年齢条件を21歳以上補償にします。
①別居の未婚の子である長女(20歳)の場合、年齢制限がかかるのは同居の親族なので別居の子は年齢は関係ないので保険は補償されます。
②同居の子供、次男(22歳)の場合、年齢条件21歳以上補償より年齢が上なので補償されます。
③別居で既婚の長男(25歳)の場合、運転者限定をなしにして、21歳以上補償の年齢も達しているので補償されます。
④次男の友達(20)は運転者限定なしにしたことにより家族以外も運転できるようにしたので補償されます。
年齢条件は21歳以上補償ですが、同居の家族のみにかかる条件のため友達は年齢が低くても補償されます。
ちょっとわかりづらいですが、夫婦限定や家族限定の特約を外して、運転者を限定しないように設定すると、他人まで全部補償対象になるかんじです。
年齢まで条件なしにすると、保険料がグーンと上がるので、家族の中で一番若い年齢の人に設定することがカギです。
運転者限定特約と年齢条件特約の条件を変えて自動車保険の見積りをしてみた。
三井ダイレクト損補で見積り
車種:三菱・コンパクトカー
年式:平成26年
年間走行:9000km
年齢条件なし | 21歳以上補償 | 26歳以上補償 | |
家族限定あり | 76,280円 | 39,140円 | 26,670円 |
運転者限定なし | 77,130円 | 39,570円 | 26,960円 |
運転者限定なし・年齢条件なしの条件だと、77,130円で最も高い保険料になります。
るみとも
18歳~20歳までは若いと自動車事故を起こす可能性が高くなるのでその分保険料も高く設定されています。
運転者限定なしと家族限定ありを比較してみると数百円も差がありません。
これなら誰でも運転できる運転者限定なしを選んでおいた方が補償範囲も広がって安心ですね。
そして年齢が上がるにつれて保険料も安くなってお得です。
まとめ
- 年齢条件がかかるのは同居の親族のみ
- 家族限定にした場合、別居する未婚の子供は特別に補償される。
- 別居する既婚の子供や友人・知人が運転する場合、運転者限定なしにする。
- 少しでも保険料を安くするため、家族の中で一番若い人が21歳になったら年齢条件を付ける。
- 家族限定と運転者限定なしでは年間保険料は数百円しか変わらないので運転者限定を選ぶと補償範囲が広がる。
子供が免許を取ったご家庭はどこまで補償範囲をカバーできるか、チェックしてみてくださいね。
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